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過ぎ去りし日々のそれこれ
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さて、みんな大好きゾンビ映画です。

いいですよね。aVAshiriはとても大好きなジャンルです。

とはいえ例によってそれほど種類を観ている訳でもないんですけどね。
視聴ハードル低めのそこそこメジャーどころをひと通り…
ぐらいの感じです。

追い出すとかなり果てしないジャンルでもありますよね。
○○・オブ・ザ・デッドとついたタイトル縛りでも
相当の数に登るのではないかと。

それだけの数が作られるということは、
当然相応の需要あっての事な訳なのですが、
元々ブームの火付け役となったのがインディーズ映画でしたので、
その流れを受けて低予算ホラー映画の代名詞みたいな
ジャンルになっている部分もあるのだと思います。

それ以上にゾンビというキャラクターの秀逸さが、
見る側も作るも側を魅了して止まないというところが、
何よりも大きいのでしょうね。


さてこのゾンビというモンスター。
今では映画はじめコミックやゲームでもすっかりお馴染みの存在ですが、
これらで扱われているゾンビという存在は、
モンスターとしては比較的新参者なんですね。

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どんなものでもそうですが、人手や手間がかかる事というのは
それ=お金がかかるというお話になります。

いやはや、いきなりしょっぱなから生臭いお話すみません。

なぜこんな話題からスタートしたかと申しますと、
「どんなものでも」と最初につけています通り、
これは映画製作という分野でも決して避けては通る事のできない
命題であるからです。

では「人手や手間がかかる」とは何を指しての事なのか?

まぁ何かを作るという事においては
全般においてそうであるという話でもある訳ですが、
ざっくりとここという要素を挙げてみるとするなら、
まず何より製作に関わる人間の頭数です。

これはスタッフ、キャスト双方含めての話ですね。

ここは家族と同じと考えてください。
大所帯になればなるほど日々の食費や光熱費がかかるのは、
想像するまでもないお話でしょう。

続いて手間の部分ですが、
機材やプロップの調達、運用といったものはもちろんの事、
ロケーションも手間に含まれる部分と言えると思います。

これらも人と同じくその数、量に応じて負担が嵩んで行きます。

最初から当て込まれたメジャー作品であれば、
人も手間も潤沢にかける事ができるものですが、
そうでない作品は常にそれらとの鬩ぎ合いの中で、
様々な取捨選択を迫られます。

いえ、メジャー作品にそういう事とは無縁であるという
そんなお話ではありませんよ?
当然そちらにだってついてまわる命題です。

そこはまぁ拾う事のできる量、規模の差という事ですね。

ここはスコットランドの山奥。

軍曹率いるイギリス軍の小隊6名は特殊部隊相手の演習を行うべく、
深い森の中を進んでいた。

皆それぞれに愚痴を漏らしたり、ジョークを飛ばしたりと、
それはいつものなんてことはない演習のように思えた。

だが野営中、キャンプのど真ん中に牛の死体が落ちてきた辺りから、
異様な事態の幕が上がり始める。

「何か」に全身に「歯形」を刻み、血まみれに引き裂かれて、
その追手から逃れる事に必死になるあまりに
崖から転落したように見えるその状況に異常性を感じた軍曹は
夜明けを待って牛の逃げてきた道を調査し始める。

その最中、今度は演習戦相手の特殊部隊からと思われる
信号弾が打ち上がった。

軍曹以下は直ちに現場に急行するが、
そこで見たものはバラバラに撒き散らかされた肉片と血の海。
そして散乱する、一発も発射する事もなく装填した弾が
そのまま残った銃火器…

ただ一人生存者として発見された特殊部隊の隊長ライアンは、
重症を負わされている上にすっかり恐慌状態に陥り、
この惨状を引き起こした「何者か」に対する恐怖を
思いつく言葉のままに吐き散らすばかり。

すぐさま本部に対して救助要請を出そうとするも、
小隊の通信機には何故か細工が施されていて使う事ができず、
特殊部隊の通信機もすでに破壊されてしまっていた。

取るもとりあえず急いで森から脱出しようとする小隊に、恐るべき殺戮者の影が迫り来る!

ものすごーく月次で当たり前のお話なのですが、
人生というのは目的通りの結果を得られる事の方が少ない物です。

この世界はほぼ「ままならない」要素で構成されており、
自分自身の心や身体も時としてその「ままならない」要素となって、
とても恐ろしい敵として、障害として、
結果を妨げる原因と化す場合もままあったりします。

一度そういう歯車が狂い始めると、
やることなす事全てが裏目にしかならず、
良い結果を得られない、無為に終わるといったそういうレベルでなく、
何もかもが悪い方へしか作用しないなんて事もあります。

まさしく泥沼ですね。

最善の行動を取っているつもりでいながら、
どんどん自ら『最悪』の深みへ深みへと歩を進めていく訳ですから。


恐ろしい事に『最悪』というものは
何かしら磁力のようなものを持っており、
さらに多くの『最悪』を引き寄せて来てしまいます。

自分自身の行いによる『最悪』。
それに引き合う他人の手による『最悪』。
まるでドミノ倒しのように『最悪』が折り重なり、
時として人を押し潰してしまうのです。

そんな時ってありませんか?

もう何をやっても上手く行かない時って?
上手く行かないどころか何もかもが裏目に出て、
何かやればやるほどただ被害が広がるだけで、
これじゃ何もしない方がマシだったよ!みたいな時って?

今回紹介させていただく「カタコンベ」という映画は、
まさにそんな感じの作品です。

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