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日々見たものや思ったことがらをだらだらと
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アニメ色で原作顔のデビルマンに少しもやもやします
天候のわりにそこそこに人通りのあります
もう予め夜は出歩けないとわかっていましたので、
日中の雨がマシな間にネタを…と考え、
以前の日中編のような感じで回せればなどと小細工を仕込むべく、
用のついでに恵美須町界隈から天王寺~阿倍野方面へと、
自転車で回っていたのですが、まぁ結論から言えば大失敗でした。


一番あてにしていた天王寺から阿倍野辺りで降りが酷くなり、
写真どころではなくなってしまいましたとさ…

そういう事ですので、
今回も映画ネタと相成りましたとさ。

徘徊ネタを楽しみにしていた方は申し訳ありませんが、
おそらく週明けぐらいまで徘徊は無理かなと思います。
呼び込みの方々もがんばってましたよ
そしてこの有り様です 雨風共にすごい状態でした



「REST STOP」 日本劇場未公開 2006 監督:John Shiban
「花京院、ところでおまえホラー映画は好きか?」

と、またいきなり典ちゃんに呼びかけスタートな訳ですが、
どうです?好きですか、ホラー映画?

繰丸はかなり好物です。

それほど本数観ている訳ではないですが、
この手のジャンルは機会さえあれば、
邦画洋画問わず積極的に観るようにしています。

怖い要素のあるお話というのは、
娯楽として特別な物があるような気がします。

今伝わっている物の多くは時代に併せた改変を重ねて
原初の要素をスポイルされてしまっていますけれど、
お伽話、寝話の類には必ずと言って良いほど、
子供を怖がらせる要素が入っていたりするものですし、

年齢問わず「悲劇」が好まれやすいというのも根っこは同じくですね。

「怖いものに触れたい」「安全圏で不安の片鱗に触りたい」
といったようなものが人間の根源的欲求としてあるのでしょう。

だからこそ怖い話や怖い映画というものは、
流行り廃りを越えていつの時代にも一定以上の需要があり、
生まれ続けているのだと思います。

そういう意味では供給する側にとっても、
わりとハードルの低い物である訳ですね。

時代ごとの浮き沈みに左右され難いジャンルが故に、
じゃあ作ってみましょうかというところまで話が持って行き易いと。

それに「ホラー映画」の基本的お作法さえ守っていれば、
多少不出来でも許容されるような受け皿があったりもするんですね。
この辺りは所謂ジャンルムービーとしての強みです。


あとこれが一番大きなポイントですが、
安く造る工夫がし易いジャンルでもあるんですね。

実際過去ムーブメントを起こしたような作品の中にも、
自主制作レベルの予算で造られたようなものが多くあったりします。


つまりホラー映画というのは若い感性をぶつける為の
格好の実験場であるという側面もあったりするのです。
(ホラー映画出身の大御所って結構いますよね?)

好事家たちにとってはその辺りの感性の迸りのようなものを、
ホラー映画の中に見出すのも悦びの一つだったりもします。

繰丸も「倒れるのなら前のめりに!」みたいな、
そういう気概を感じる映画は大好きです。
楽しかった頃
夢も愛も希望にも溢れていた頃
おっとまた前置きが長いですね。
そろそろ本筋に入りましょうか。

さて今回紹介させていただく「レストストップ デッドアヘッド」ですが、
劇場公開されていないいわゆるビデオスルー作品と呼ばれる物です。
ですのでカテゴリーとしては
B級ホラーとかそういう括りになるかと思います。

筋立てとしても、
「たまたま立ち寄った不慣れな土地で酷い目にあう」パターンで、
これまたド直球なジャンルムービーっぷりを匂わせていますが、
なかなかどうして細かく捻って来ています。
というか「盛って」来ている快作です。

まぁ前記のそれでだいたいのあらすじになっちゃってはいますが、
さすがに雑過ぎるのでもう少しマシなあらすじをひとつ。


女優として一旗上げるべく、
彼氏であるジェスと共に街へカケオチを決行するニコール。

が、家出先の当てが外れて途方に暮れていたところで、
すれ違った黄色いトラックとトラブルを起こしかける。

それが惨劇の幕開けであった。

それからほどなく二人は近くの休憩所(REST STOP)へ立ち寄るが、
ニコールがトイレに入っている間にジェスが車ごと姿を消してしまう。

携帯電話も圏外。
公衆電話も壊れていて使えない。
次の休憩所は60マイル先。

駐車場には呼びかけても何の反応もない、
不気味なキャンピングカーが停まっているのみ。

完全に孤立して愕然とするニコールに、
例の黄色いトラックの影が忍び寄る…
結構「仕込み」については入念な映画です
男っぽい顔立ちですが結構美形ヒロインだと思います
さて。
そこそこ以上に映画を観たりしてる方は、
ちょっとピンと来るものがあったかと思います。

そうです。筋立てとしては、
「悪魔のいけにえ」(に代表される田舎系殺人鬼もの)+「激突!」
といった感じです。

まぁそれだけでも充分回せそうなネタですが、
この映画、さらに盛って来ます。

と言いますか、
根本的な着想部分は「シャイニング」ありきのお話な気がします。


繰丸的には
これから観る人の邪魔はしたくないというスタンスがありますし、
特にこのテの映画は観る際の気持ちの鮮度が大事だと思いますので、
あれこれシーンを列挙したりする方向では語りませんが、

予め「シャイニング」というものを頭に置いておけば、
少々込み入ったギミックで成り立っているこの映画に対して、
わりとすっと理解がし易くなるのではないかと思います。

あぁ「シャイニング」と言っても映画の方ですよ?
原作ではなくキューブリックさんが撮った方の。


制作サイドの方がここで挙げた映画諸々について
実際のところどれだけ意識していたのかは解りませんが、
(間違いなく「激突!」は意識してるでしょうけど)
色んな物を盛りまくった目新しいホラー映画をと考えて作った結果、
それが一周回ってきてすでに古典作品のネタと
被さってきたというのは少し面白い現象だなと思います。


ジャンルムービーというものは作を重ねる毎に、
なにかしら開き直りの域に達してしまうケースも少なくない訳で、
さらに類似作品もそういう空気にえてして巻き込まれがちなものです。

しかしこの映画を観ていると、
次のブレイクスルーの為のネタの種というものは、
案外足元に、しかも「とっくの昔にそこは歩いたよ」と
思いこんでるようなところに落ちているのかも知れない…
という気もしてきます。


正直言うとそれほど完成度の高くない、
練度低めの映画ではあるのですが、
そこそこ見どころの多い作品だとは思いますので、
興味の湧いた方は手を出してみてはいかがでしょうか?

そうそう、ご覧の際は必ず特典映像も観てくださいね。
そこで色々補完されている部分もありますし。

それでさらになお興味が湧いた方は続編もどうぞ。
実はそこまででワンセットです。

続編の「レストストップ2 dont look back」も、
またいずれかの機会に紹介したいと思います。


では今回はこんなところで。
お付き合いありがとうございました。
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